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微生物工学研究室の益田です。オランダのGroningen大学のOscar Kuipers教授の研究室での滞在を初めて早2ヶ月が経とうとしています。北海に近いだけあって中々暖かくならず、やきもきしていましたが、先週あたりからようやくダウンジャケットにサヨナラを言えそうな予感です。これまでのあいだに、いくつか話のネタになることがありましたので写真を添えて時系列に沿って紹介したいと思います。 まず、オランダにて私が行なっている研究について少し紹介したいと思います。主なテーマは細菌が生産する抗菌性ペプチドの翻訳後修飾機構を組み合わせることで、新たな抗菌性ペプチドを生み出すという、合成生物学と呼ばれる分野の研究をしています。研究室のある建物は去年に完成したものらしく、非常に快適な研究環境で研究させてもらっています。また、建物が非常に斬新な構造をしており、時々建物の中で迷子になってしまうこともあります。研究室の写真は追って紹介させていただきますが、下記のホームページより確認して頂ければ斬新な建物であることがお分かりになられるかと。(http://molgen.biol.rug.nl/molgen/index.php) 6月13日から15日にかけてフランスのリールにて行われた国際学会、「THIRD INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON ANTIMICROBIAL PEPTIDES」に参加してきました。この学会は以前も参加したのですが、前回よりもさらに様々な国から抗菌ペプチドに関する研究者が数多く集まり、活発な議論を交わし、非常に濃密な時間を過ごすことができました。 写真は、以前から親交を持たせていただいている Djamel Drider教授が開会の挨拶を行っているところです。Djamel教授は本学会の運営者としても尽力をされています。 写真の左がJuanjo,右は今の研究室でこれまた色々とお世話になっているポスドクのAndriusです。 このスリーショットにもうひとり、ノルウェー人のMoltenを加えると、私にとっての最も大切な友人in Europeです。 7月にはイギリスにて行われる学会に参加予定です。学会後に、また更新させていただきます。 有意義な研究生活と、日本では得難い貴重な交友関係の構築ができていることが実感でき、非常に充実した時間を過ごさせてもらっています。 それでは、また次回。 ごきげんよう。 #
by jspsoverseas
| 2012-07-04 07:49
| Masuda
エジンバラ生活1ヶ月目 6月ですがエジンバラは、まだ寒い日が続いております。先週までは気温が15度以下の日が多かったです。 さらに、突然雨が降ったり、そうかと思ったら急に晴れになったり天気予報は目まぐるしく変わって当てにならないです。 日本の暑い夏を予想して半袖だけを準備して来たので急にジャンパーを購入したが結局風邪をひいてしまいました。 (先週、エジンバラのPrincess Street!) 今日は朝からよく晴れました!と思って研究室に行ったら、3時間後には黒い雨雲が立ち込め、また雨が降り始めました。 太陽が出ていた時は少し暖かいですが、雲が出たら気温も急降下。 1日のうちに四季があると言われるイギリスの毎日を感じています。 #
by jspsoverseas
| 2012-06-27 01:36
| OH
コペンハーゲン大学(Københavns Universitet, KU)での研究生活も数日前に終わってしまいました。ただいま、トリノでのP450の国際学会に参加中です。最高気温20℃程度から突然30℃超の街に来てしまいました。 KUでは濃密な時間を過ごすことができました。日頃触れない分野で、且つ、人間関係もわからない状況だったので最初は途惑うことが多かったのですが、やっと一人で実験を進める自信がついたところだったので、時間的には少し残念な気もします。サバティカルか何かをうまく使って再度挑戦したいところです。 実験成果が上げられたのは、タバコの葉を使った一時的な発現系とコケを使った恒久的な発現系の習得です。これらは多分に国内でも行われているはずで、それよりも一番の成果は関連分野の研究者ネットワークにアクセスできたことだと思います。前回も書きましたが、自分のラボにこだわらず得意分野をそれぞれが担当し、効率よく成果を上げるシステムの構築の様子を観察できたことが最大の成果でしょうか。ヨーロッパ(EU)という事情もあるでしょうが、国境を超えることが意識の点でも物の移動の点でも障壁をほとんど感じません。自分が現地で実験する期間は終わりましたが、これからもコラボレーションをすると約束してコペンハーゲンを離れました。 大学内でおもしろかったことは、デンマークの大学でありながらKU大学院の公式な言語が英語であることです。セミナー、各種連絡、etc。そのため、PD、教員に至るまでデンマーク語がほとんどできない人たちも多くいました。なので、廊下での立ち話も、お酒のあるパーティーも基本は英語です。大学院生と教員は英語で接しないといけない場合が多いので、日本に置き換えてみたら恐ろしい限りです。もちろん明らかにデンマーク人同士とわかっている会話はデンマーク語ですが、僕のような第三者が近づくと英語での会話に切り替えてくれます。Undergratsの授業はデンマーク語なので、英語のみの教員にはデンマーク語を覚えるよう暗黙の圧力はあるようですが。 PhDのコミッティーに必ず外国人を入れるというシステムも新鮮でした。外国と言ってもたとえば隣国スウェーデンまで15分ですから、そのようにすり抜ける手(というか、それが前提?)もあるのですが、僕が滞在時にはディフェンスに参加するためだけに日本から来た教授もいました。 研究室間の境目のなさも新鮮でした。学生やPD等どの人がどの実験室のどのベンチを使うかについては、デパートメントなど大きな単位で検討する(というかその時空いている部屋?)ようです。なので、同じ実験室で実験しているからと言ってスーパーバイザーが同じとは限りません。また機械も極力共用化しているので、使うべき機械が近所にあるとは限りません。人間と共用機械の場所と使い方のルールを覚えるのになかなか手間取りました。フロアも違う場合がほとんどなので階段は一日数十回上り下りすることにもなります。消耗品も汎用品はデパートメント単位なので、よその実験室の機械を使うときでも、ピペットやピペットチップは自前のものを持って行かず現地のものを使っても何も言われません。日本のシステムになれていると「どこのでも使って良いよ」と言われていても心配なのですが、まったくOKです。あるいは、知らない部屋の知らない人に助けてもらったりもよくありました。びっくりするほど親切な人たちです。 学内に(観賞用!!の)植物園があり、カフェも併設されていて、近所の人たちの憩いの場になっていました。まだ十分に暖かくはなかったので、残念ながら完成状態を見ることはできませんでしたが。 デンマーク語をいくつか覚えることになると思ったのですが、アルファベット通りの発音にならないなど結構癖のある言語のようで、二ヶ月半の滞在ではほとんど覚えた言葉はありませんでした(自分の住所も発音できない・・・)。しかも、市中の人も若い人はものすごく英語に堪能なので、結局すべて英語で済ませてしまいました。あるいは英語が苦手な人でも通りで困っていたら、何とか助けてくれようとしてくれます。 コペンハーゲン「生活」をまとめると、高い物価と寂しい野菜たちと、そしてとっても親切な人間たちでした。 学会でもう少し人間関係を増やして帰国しようと思います。 #
by jspsoverseas
| 2012-06-26 22:24
| Fujita
熱研センターの福田信二です。 明日、帰国します。帰国直前ではありますが、九大とゲント大学の交流協定の実施について、ゲント大学のDe Baets教授(バイオサイエンス工学部:共同研究者)、Botteldooren教授(工学部)、Niehaus教授(芸術・哲学部)と打合せすることができました。今年の活動だけでなく、今後の活動についても協議することができ、非常に有意義なミーティングでした。少しでも協力関係が強化できるように頑張っていきたいと思います。 #
by jspsoverseas
| 2012-05-30 17:25
| Fukuda
コペンハーゲン大学に来ているサスティナブル資源科学講座の藤田です。この街に着いて一ヶ月近くがたちました。が、仕事と生活拠点の整備に追われてまだ、かの世界三大がっかりで有名な人魚姫も見ていない状況です。 それでも先週(中古)自転車を買いました。これで私もコペンハーゲン人です。この街はオランダと同じく、自転車が市民の足になっています。ほとんどの大きな道には自転車専用道があり、ものすごい数の自転車が街にあふれています。この国は、標高が最も高いところでも170m程度!なので、自転車で遠出もさほど苦にならないようです。自転車に優しい街なので、各種用途にあった自転車も多く走っています。写真のようなタイプは小さな子供なら二人運べるタイプです。欲しかったのですが、とても高くて買えませんでした。ここでの標準的な自転車は、ペダルを逆回転させるとブレーキがかかるというタイプで、なかなかなれることができません。そんなこんなで、朝夕のラッシュの波にはまだ乗っていく自信がありません。こそこそと人通りの少ない道を選んでいます。 研究は、植物二次代謝物を産する酵素・遺伝子を効率よくとっていこう、というのが大きくまとめた方向性でしょうか。今は、タバコの葉にいかに簡単に遺伝子を入れるかの練習中です。 機器類試薬類はラボ間で共用のものが多く、ありとあらゆる部屋にお邪魔しながらの実験です。ものの場所と人間の顔を覚えるだけでこれだけの時間がかかってしまいました。二つのフロアに跨っているので、毎日数十回は階段の上り下りです。夕方にはへとへとです。 やせていく気配がないのはきっとハイカロリーな食事と日本でもよく見かけるCarlsberg(デンマーク語ではカールスベアと読む、カールスベルグではない)のせいでしょうか。 昼のコーヒー部屋も、夜は学生たちの社交場です。 残り二ヶ月、体力が続くでしょうか? #
by jspsoverseas
| 2012-04-27 00:05
| Fujita
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